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健康コラム

俳優
緒形直人さん

Naoto Ogata

おがた なおと/ 1967年神奈川県生まれ。1987年青年座研究所に入所。1988年に映画「優駿 ORACION」でデビュー。 同作で日本アカデミー賞新人俳優賞やブルーリボン新人賞など、数々の賞を受賞する。 以降、ドラマ「北の国から‘89 帰郷」(フジテレビ系)や大河ドラマ「信長 KING OF JIPANG」などに出演し、人気を博す。 1996年の映画「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」では日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、その評価を不動のものとする。 現在は、映画・ドラマ・CM・ナレーションと幅広いジャンルで活躍中。

今回のインタビューは、俳優の緒形直人さんです。実力派俳優として映画・ドラマに多数出演されている緒形さん。4月5日に公開の最新主演作の映画『サクラサク』について伺いました。

―間もなく公開される主演映画『サクラサク』のストーリーと緒形さんの演じる役柄について教えてください。

 家族の再生・絆をテーマにした映画ですね。最初は別々の方向を向いて、バラバラになりかけていた家族が、祖父の認知症をきっかけに彼の記憶の中のふるさとを探す旅に出る。 そこでお互いにきちんと向き合い、家族としてもう一度ひとつになっていくというストーリーです。
 僕が演じる大崎俊介は一家の父親で、これまで家族のことをかえりみず仕事一筋に生きてきた人。家族の現実を目の当たりにして、父親として何もやってこなかった自分を悔いています。 そんな彼と家族がどんな方向に向かって進んでいくのかを注目して観てほしいですね。

―認知症を患う祖父役の藤竜也さんの演技には、惹きつけられました。

 いつもの藤さんのイメージからは想像できない役柄と芝居でしたからね。僕も共演させていただいて、その芝居を特等席で見ることができました。
 作中では、認知症を患った自分の父親が夜の街を徘徊する場面や、父親に自分の顔を忘れられてしまうという悲しいシーンも出てきます。 僕自身も祖母が認知症になり、ショックを受けた経験があったので、そういう場面の演技は特に気を使って演じました。

―作中の美しい景色というのも映画の見どころのひとつですよね?

 そうですね。ロケは長野や福井で行ったんですが、お寺や田園風景がとてもきれいでした。特に印象深かったのは、福井の平泉寺での撮影ですね。撮影前に雨が降ったんです。 でも、いざ撮影が始まるとピタッと止んで、苔のむしたお寺で幻想的な雰囲気の中で撮影が進んだことを覚えています。
 忙しい撮影だったんですが、地元の方たちとの触れ合いもありましたし、食事面でもサポートしてもらいました。 僕はロケ弁が苦手なんですけど、今回は炊き出しが多くて助かりました。福井で食べた「へしこ※」は特においしかったです。藤さんもお気に入りだったみたいですよ(笑)。

―豪華な出演陣がそろっていますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

 僕の妻を演じた南果歩さんは、映画の中ではほとんど笑わない役ですが、普段は笑いっぱなし(笑)。現場ではムードメーカーですね。 だからシリアスなシーンの撮影前は果歩さんにはわざと近づかないようにしていました(笑)。息子役の矢野聖人君、娘役の美山加恋ちゃんも誘って、みんなで食事に行ったりもしましたね。 撮影が進むうちにほんとうの家族になっていった感じです。監督からも途中から「ほんとうの家族みたいに見えてきた」って言われました。

―プライベートでの緒形さんはどんな父親ですか?

 僕の父親は完全な仕事人間でしたね(笑)※。子どものときは「もっと遊んでほしい」、「もうちょっと家に帰ってきてよ」って思っていました。だからそれを反面教師にしています。 子どもの受験とか家族に大変なことがあるときは、僕も力を貸すし、家族全員で協力し合うようにしています。俊介は父親参観に一度も参加していませんが、僕は毎回参加していますよ(笑)。
 ※緒形さんの父親は俳優の故・緒形拳さん

―映画・ドラマにと精力的に活動されていますが、健康のためにしていることはありますか?

 健康を保つためには足腰が大事かなと思っているので、最近はよく歩くようにしています。食事も和食や野菜を中心にという感じですね。 飲み物も豆乳に変えてみたりしています。何年か前にタバコもやめました。
 40歳を過ぎると、10代や20代の頃からドラマや映画で共演していた知り合いとの会話も、健康の話題が中心になりますね。健康診断に引っかかった話とか(笑)。 僕も、昨年初めて人間ドックに行きました。結果は何事もなくて安心しましたね。

―健康を目指す読者にメッセージをお願いします。

 身の回りにいる健康な人や元気な人を参考に、自分なりの健康法を考えてみると良いかもしれないですね。あとは自分で自発的に動いてみることも大事だと思います。 何か趣味を見つけてみたりとか、友達と一緒にやってみるとか。それが健康や若さにつながるんじゃないかと思います。

映画『サクラサク』
日本を代表する豪華キャスト陣と『利休にたずねよ』の田中光敏を監督に迎え、
さだまさしの名編小説を満を持しての映画化。

出演:緒形直人、南 果歩、矢野聖人、美山加恋、藤 竜也ほか
原作・主題歌:さだまさし
監督:田中光敏
脚本:小松江里子
4月5日(土)全国公開
公式サイト www.sakurasaku-movie.jp