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脚本を読んだ時、面白いと思いましたね。古波津(こはつ)陽監督の作品は、先に先にとどんどん読ませてくれる本。次どうなんだろうと思ってワクワクしながら読める作品なので、ほんと嬉しいですね。
私はけっこう名古屋に行っていて、円頓寺商店街周辺は詳しいんです。特に地下街のお店には詳しいですよ。年末にロケをしたのですが、ちょうどバーゲンの時期だったこともあり、時間があれば買い物をしていましたね。一度地下にもぐったら、出てこれないほど(笑)。地元の人でもうろつかないほど、うろついていました。原宿なんかより詳しいかも。そういう感じなので、名古屋でのロケはとても楽しかったですね。
とても和気あいあいとした現場でした。キャリアがどうこうというよりも、キャスティングがあっていたためか、みんな自然と役柄で過ごしていましたね。井戸田くん(※1)を話のツマミにしながら、たまに相方の小沢くん(※2)が突っ込み、水野さん(※3)と私がなんとなくその場の雰囲気をしきるという感じ。お菓子を食べたり、トランプをやったり、まるで合宿所のようにワイワイと過ごせて楽しかったです。 (※1)スピードワゴンの井戸田潤さん (※2)スピードワゴンの小沢一敬さん (※3)女優の水野美紀さん
衣装はあらかじめ監督と衣装さんで決めて頂いたものでした。私は役を演じるとき衣装から入るタイプなので、おかげですっと入りこむことができましたね。古波津監督は、自分の考えがはっきりしている監督なので、私はとてもやりやすかったです。
現場によっては、衣装にしてもちゃんと用意されてなく、「お好きなものを着て下さい」ということがよくあるのです。作品を作る時には、すみわけが大事だと思います。私は演じる役。監督は全体を見ている人。演者もスタッフもみんなそれぞれ異なった役割やビジョンをもっているんです。でもそれはひとつでなければならない。そのビジョンをまとめあげ、上から見たり引いたりしてみて、ダメなものはダメ、いいものはいいと言ってくれるのが監督の役割だと思います。古波津監督はまさしくそういう方だったので、やっていても信頼感がありました。
会社でも同じだと思うんです。上司の人が、自分がやってきたものに対して「何となく違うから書き直してくれる?」というよりも「この仕事に対してこういうビジョンの方向がいいのでやり直しください」とはっきり指示してくれる人の方が、自分にとっても相手にとってもモヤモヤすることなくいいと思うんです。
そんな監督がロケ中に「寒いし強硬なスケジュールだけど、1ミリも妥協したくない。撮影後の編集時に、これ撮り直せばよかったと思うのは、すごくストレスなのでしたくない。絶対に観ていて楽しくなるようなカットしか残したくない」とおっしゃられていたんです。つまりロケ中でそれまでOKだったものは、最高のカットということでしょ。その言葉を聞いた時、みんな嬉しくて盛り上がりましたね。そういう現場でお仕事できることはやりがいを感じます。
今はまだ実感がないですね。変な話、短い期間の作品でも一つのものが終わったという郷愁感はありますけど…。病気もせずにやり遂げられたというのが、正直な気持ちです。コンスタントに毎週撮るので、風邪もひけない状況なんです。長セリフが毎週あったわけではありませんが、それを覚えられて演じられたというのは元気だったということなので頑張ったなと思います。今はこんな気持ちですが、それまで一年おきにやっていたので、二年後くらいにようやく寂しい気持ちになるんじゃないかなと思います。
アロマとハーブの教室に通っています。アロマの試験が近いので、今はちょうど単語帳を買ってきて覚えてますね。
ティーツリーの精油です。風邪をひきそうになった時など、精油をお風呂に2、3滴いれて半身浴、おすすめです。
難しいことを考えず楽しくなれる作品なので、気軽に観てほしいです。誰しも身近に起きるお話なので、ついつい誰かに感情移入できると思います。心があたたかくなって、現代人が失いかけている人の情というものを思いだして欲しいです。
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