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ニッポン放送で13年間アナウンサーとして勤めていましたが、長男が生まれたこともあり退職いたしました。辞めてから1年間は子育てに専念。その後、フジテレビの情報番組に声をかけて頂いてしばらく携わっていました。この頃、ちょうど世間ではあちこちで子供が親を殺す事件が。学歴社会の頃でしたので、親の理想を押し付けられた子供が選択肢もなく、こうした悲しい結果を招いてしまったのでしょうね。こういう事件が起こる中で、当時報道の現場は男社会でしたが、誰か子供を育てたことがあるレポータがレポートした方がいいだろうという話が出て。そうして話をふられたのが私で、ここからレポーターとしての歩みが始まりました。
難しいですね。事件の大小関わらず関わった現場は全て思い出深いものです。特にと言われれば、未婚のお母さんが赤ちゃんを産んだのですが、赤ちゃんが亡くなってしまい、その遺骨をお寺に郵送したという事件がありました。各局とも「ひどい母親だ」という報道をしていましたが、取材を重ねると事実は違っていました。確かに赤ちゃんの遺骨を郵送したのは事実でしたが、赤ちゃんは死産でせめて供養をしてあげようという思いが、世間に公表できない理由と重なり、こうした結末に。遺骨には供養代も添えられており、そのお母さんは世間で報道されているようなひどい母親ではなかったというのが真相でした。普通なら見過ごされてしまいそうな小さな事件ですが、取材をした上で本当の事実が見えてきた思い出深い事件です。
「楽しく人生を生きる」ことは、自分のために日ごろから楽しくすることだと思います。同時に自分が楽しく生きれば、人のためにも楽しくして差し上げることができると思っています。76歳になると今まで自分が歩んできたことを誰かに伝えていきたいと思って、その手段が講演だったんです。講演を聞いてくださった方が、「そうなんだ」と考えを変えてくださったら嬉しいですね。
事件現場をいろいろと体験して、最終的にはシビアな事件の中で、例えば加害者の少年に対しても、どうしてこの子がこうなってしまったのかを考えてみるようになりました。家庭の環境が原因だと考えると、加害者といえどもその少年に対して優しくなれたのです。いろいろな事件の現場を取材していき、それが積み重なって自分が優しくなれたと思います。
今までは情報を伝えることだけでしたが、誰かを元気にさせることが私の天命だったのではと考えています。でも元気にさせるためには、誰よりも私自身が元気でいないとだめじゃないですか。だから、いつも健康でいられるよう努めています。
私は「人生に絶体絶命はない」と考えています。自分流の格言です。『東海林のり子のYESの法則』という本を一昨年執筆いたしましたが、「できない」と思っていたらいつまでもできないと思うんです。事件なんてやったことがない、できないと言っていたらレポーターにもなっていなかったかもしれません。だから、YESの法則。何でも前向きな姿勢が大事だと思います。
元気になることなら何でもやってみます。それがちゃんと効果があることなのかどうかは検証できませんが、良いと言われたら素直にやってみることが大事だと思います。そうですねぇ。最近、取り組んでいる健康法というか、心がけていることは乳酸菌を活用した健康法です。予防医学の世界的権威である新谷先生の講演をお手伝いしたことがきっかけでした。他には、笑うこと。笑いは免疫を上げると言われているので、大変な時でも笑顔を保つよう心掛けています。あと、ロック音楽が好きなので今でも月4回程度はライブに行っていますね。この事も健康に役立っていると思います。
いつも笑顔でいることは大事だと思います。免疫もあがると言われていますし。また、常にニンジンを目の前にぶら下げてみることも大事だと思います。例えば「病気が治ったらあそこに行こう」、療養中なら「健康になったらあんなことをしよう」と、ノートに実際に書いてみて欲しいです。
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