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2004年に新潟県中越地震で被災したことがキッカケでした。当時、たまたま仕事で地元へ戻っていた時に被災して、そのまま現場をレポートすることになったのですが、さまざまな被災現場を見ていく中、一人で農業を営むご老人に出会いました。「ここは地震なんかない良い場所なんだ」と涙を流されていたのがとても心に残り、魚沼と言えばコシヒカリが有名ですから、農業で潤わなければ経済的な再建はあり得ない。しかも、近年はお米の消費量が40年前の半分にも減ってきています。地元を活性化させるため「自分に何ができるんだろう?」と考えた結果、お米作りを始めようと決めたんです。
地元の方たちとの交流が密になっていくにつれて、「魚沼の学校には教育田がない」ということから、一緒にやらせていただくことになりました。私は魚沼に育ちながら、ほとんど農業に触れることなく育ってしまったので、とにかく子供たちには小さいうちから田んぼに入って農業体験をしてもらいたいんです。子どもたちは、「田んぼが冷たい」とか「ぬるっとする」とか五感で体感していて、“嫌”ということよりも〝新鮮な体験”としてとらえています。実際にお米を育てて、できるまでがどれだけ大変なことかを経験し、食に対する考えを強くしてほしいと願っています。
韓国へ語学留学していた時に、雑穀米を食べていてとても身体の調子が良かったことを思い出して、魚沼の土地に適したお米を探していたら、モチモチ成分が多く生命力に溢れた古代米(黒米)という品種を見つけたんです。白いお米に少し混ぜると、ピンク色に炊き上がってお赤飯みたいになるし、ミネラルも食物繊維も豊富で、ダイエットや健康志向の方に食べてもらえる。新しい食の提案になって、お米全体の消費にも繋がると思ったんです。
食物繊維が多く摂れるメニューを心がけています。古代米(黒米)は白米の約8倍もの食物繊維が含まれているので、腸の環境を整えてくれます。免疫などの身体作りにもなりますし、腸と顔の皮膚はとても密接な関係にあるので、女性の美肌にも欠かせません。それと、野菜は毎日350g(目安量)を欠かさず食べるようにしています。
トマトやブロッコリーなどの緑黄色野菜、あとキュウリも好きです。この夏は、八色スイカと呼ばれる新潟の八海山の麓で取れるおいしいスイカを、水分代わりによく食べていました。スイカは、カリウムが多いので体内の塩分を減らしてくれ、利尿作用もあるのですごく調子が良いんですよ。果物はリンゴが大好きで、「1日1個食べると医者いらず」という言葉があるように、毎日1個は必ず食べています。秋になると、津軽リンゴや信州リンゴ、青森リンゴなど、旬なリンゴが食べられるので楽しみですね。
よく歩くことですね。時間があれば、電車を使わずに1駅か2駅ぐらい歩くこともあります。日常の身近なところでも、エレベータではなく、階段を使ったり。それから、今自分の身体に不足している栄養は何かを考え、特に熱に弱いビタミンCなどは意識して摂るようにしています。
地元の活性化を進めていくために、どうすれば採算が取れ、ビジネスベースで農業を展開していけるのかを勉強したくて、この秋から事業創造大学院大学で農業モデルを勉強することになりました。将来自分が農業でどんなことができるのか?その可能性を探ってみたいなと。
現在、山田邦子さんが団長を務める『スター混声合唱団』に所属し、病院でコンサートをやる時に患者さんたちと触れ合う機会が多いのですが、その時によく思うのが「一番頑張らなくちゃいけないと感じているのは本人」だということ。だから患者さんには「頑張って」じゃなくて、「あせらないで、ゆっくり治して」と言うことを伝えたいです。今は神様がくれた休息の時間。ベッドの上でも、今だからこそできることに時間に当てて、これからの人生を元気に生きていくための中休みだと思って、しっかりと治療に専念してください。
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