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過去15回も入院経験があるんですよ。でも小さい頃から、自分の身体と向き合ってきた時間がとても長かったので、身体の声が聞き取れるんです。「まだ手術したばっかりだから…」「どのくらい待てば良いかな?」と、身体との対話を楽しむことで、無茶をしないように気をつけたり、メンテナンスを心がけるようにしています。
もう10年以上前になりますが、全身麻酔の手術を受けたことが大きなターニングポイントとなって、「人の命はいつどんなことが起こるか分からない。やりたいと思っていることは一つ一つこなしていかないと夢には届かない」と感じたんです。その経験が、それまで抱えていた子宮筋腫の手術に踏み切るきっかけを与えてくれました。そして、その入院中に、今後やりたいこと、「環境問題を学びたい」「ライヴハウスをつくりたい」などたくさんの項目をリストにし、それが今の活動のベースとなっているんです。
入院は神様がくれた休息だと感じていましたから、出会いを大切にして、いつも周りの人たちとの会話を楽しんでいました。楽しく過ごすために会話は重要ですね。看護師の人たちとも積極的にコミュニケーションをはかって、良い関係を築くことができたので心地良い入院生活を送ることができました。
基本的には身体にいいものを選んで食べています。良い素材を栄養価の損なわれない調理法でシンプルに食べるようにしています。あと、消化の良いものを食べるように。昨年、「Com.Café音倉」(ページ左下参照)がオープンしてからはこちらでご飯を食べる機会が多いのですが、凄く体調が良いんですよ。素材にこだわって一から料理するってものすごく大切なんだなって思います。オーガニックの料理、評判いいですよ。
主に4つの活動を行っています。1つ目は、コンサートを聴きに行けない人のところへボランティアでコンサートを届けるプロジェクト「TSUBASA」です。災害被災地を応援するチャリティーコンサートや音楽セラピーなども手掛けています。
2つ目は、「セプテンバーコンサート」という平和をキーワードにいろんな人が集まってメッセージを発信する市民コンサートです。私の友人がニューヨークで2001年の同時多発テロの翌年から始めて、日本では2005年からスタートしました。入場料無料、出演料もなしで、心だけが行き来するイベントとして、いろんな方が年齢もジャンルも超えて繋がって、現在では世界中へ広がっています。
3つ目は、「海を渡る風」というプロジェクトで、日本で不要になった楽器を集めて修理し、途上国の子どもたちに寄付をする活動です。ホームページ上で楽器の寄付をお願いしているのですが、毎日5〜6件ぐらい連絡があって、何かしら楽器が送られてきています。
4つ目は、「国境なき楽団」を支える上で欠かせない収益事業の一環として、昨年8月に下北沢にオープンさせたライヴハウス「Com.Café音倉」です。現在いろんな団体が活動をしていますが、音倉を通してみんなが連携し、新しい企画が生まれてくる場所を作りたかったんです。
2000年から大学で環境問題を学び、2001年に学生有志で任意のボランティア団体「TSUBASA」を結成したのが始まりです。その後、マニラのストリートチルドレンの支援に関わり、保護施設で歌やダンスなど
で心の治療をしていることを知って、音楽療法も活動に取り入れたいと思いました。NPO法人としての正式な発足は2006年になります。大学院で開発人類学を学び、その知識と経験を生かしたいと思ってNPO法人を作ろうと決意したんです。
4つのプロジェクト、ようやく車で言う四輪が揃った状態なので、ガタつきなく進んでいきたいですね。毎年、活動自体がジワジワと広がってきているので、方向性がブレないように修正しながら、ゆっくりと発展していければ良いなと思っています。今年も「国境なき楽団」の活動がメインとなりますが、楽団が活動できるということは、自身の音楽活動がしっかりできているからこそだと思っていますので、そこは守って、大切にしていきたいですね。
いつも新しいドキドキを感じてほしいです。ドキドキすることで身体の中のエネルギーが充電されると、いろんな可能性が広がってくるし、身体も心も元気になってくると思うんです。老化を防ぐ良い方法はいつも新しいことをやること、トライしてみること。さあ、ドキドキしよう。
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